第37日
2006年6月30日
「それから、イエスは、すべての町や村を巡って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、あらゆる病気、あらゆるわずらいを直された。」 マタイ9:35
おびただしい都市化にもかかわらず、イラン人口7千万人のうち、未だ38%が68,000の村々に住んでいます。ある村は小村にすぎず、一方、他の村は5,000人ぐらいが住むほどよいサイズの村になっています。
旅行者にとってこれらの村は、ほとんど牧歌的なもののようです。羊飼いが丘の上で羊の群れを連れて来ています。老人が通りに座り、靴あるいは手芸品を作っています。学校帰りの子ども達が簡単な制服を着ています。
しかし、平和そうに見えるこの背後に、悲痛な問題があります。貧困が広がり、仕事がなく、保健衛生は非常に低いのです。1960年代にシャー(イランの王)は多くの土地を村に与えましたが、これは農業で生計を立てていくにはあまりにも経済的スケールは小さかったのです。それから、70年代と80年代に都市と町で製造業と建設業がブームとして始まり、田舎から大量の移動が始まり、若者達が仕事を探しに出て行きました。アヤトラ・ホメイニと現在のアーマディネジャド大統領は両方とも村々を経済的に活性化すると約束しましたが、少ししか実現していません。
未だに多くの人々が田舎に住んでいるけれども、彼らは通常、年輩者たちであり、しばしば自分自身で身の回りの世話をしています。、もし、若者たちがいれば、ほとんどに仕事がなく、多くの者たちが単調な生活から逃げるためにアヘンやヘロインに向かってしまいました。田舎にはこれといった娯楽がないからです。
イランの村々は弱者でいっぱいです。まさに、イエス様が村から村へと行って仕えた人々と同じ人々であります。彼らは世界で福音から最も遠い人々であります。何万人もの人々がインターネットにも衛星放送にも近づくことができないのです。彼らは、もし、誰かが出て行き、彼らに伝えるなら、福音を聞くことができるのです。ですから、本日、声を大にしてイランの村々のために祈りましょう。
- 主が主の御跡に従って村々に福音を伝える働き手を起こして下さるように。彼らが苦しんでいる方々に実際的な助けをもたらしていけるように。
- 村を離れて都市で働いている若者たちのために。彼らが都市で福音を聞き、村に戻って伝えていけるように。
- 福音の光が、田舎の人々を暗闇に閉じこみ、支配している根深い迷信を晴らしてくれるように。恐れや心配が主によって解放された喜びに変えられるように。
- 特に、影響力のある村長とムッラーのために。彼らがキリストの栄光の輝きを見、村全体が主に立ち返るように。
再び、皆様のお祈りに深く感謝いたします。